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活動停止のご報告と御礼

 この度、演劇緊急支援プロジェクトの活動を停止、解散することとなりました。
活動に対して多くの方々にご支援、ご協力いただきましたことを心より感謝いたします。

 「プロジェクト」は、2020年2月、安倍元首相の「イベント自粛要請」により、公演の中止、延期が始まった状況を受け発足しました。
 日本劇団協議会、日本演出者協会、日本劇作家協会の呼びかけにより、三十数団体が一堂に介し、「演劇は生きる力」を掲げて各団体横一線の集合体として、コロナ禍に置いて舞台芸術の危機と言える状況に、アクション、アピールを続けて参りました。
 当初、舞台芸術や携わる人間への支援は、全く形になっていない状況でしたが、文化庁をはじめとする各省庁、各政党、国会議員などへの働きかけにより、「文化芸術の継続支援事業」が実現、その後も「ARTS for the future!」 などが実施されることとなりました。また、その実施後も、運用に対して多くの提言を行い、結果、演劇文化の停滞を少なからず押しとどめることができたのはないかと考えます。それは多くの方の尽力があってこそのものでしたが、「プロジェクト」もその一翼を担ってきました。
 現在、予断を許さないとはいえ、社会と感染症との付き合いは、新たな段階を迎えています。
まだ回復したはいえない現状もありますが、ここで、当初の目的に一定の成果を上げたことを踏まえ、「プロジェクト」を解散することを決めました。改めまして、これまでの活動に対するご支援、ご協力に厚く御礼申し上げます。

 今後は希望団体により、横のつながりを保っていきます。
 思えば、演劇界において、これほど多くの団体が集まり、行動を共にすることは初めてでありました。また、We Need Culture の活動を通し、ライブハウス、ミニシアターなどとの連携も意義深いものでありました。この苦難の時期において今後に向けた財産ともなりました。
 コロナ禍で明らかになり、多くの人が知るところとなった、諸外国と日本の文化行政の違いを含め、多くの課題が私たちの周りにはあり、今後も起こるでしょう。
 私たちのこれまでの活動が、何らかの形で寄与できることを願い、アクションの軌跡、要望書、などの資料を、当面そのままの形で残し、公開致します。

文責 事務局 丸尾聡

「活動の軌跡」
*以下はプロジェクトの過去の活動の記録となります。
文化芸術復興基金をつくろう
  • 新型コロナウイルスによる演劇と文化芸術の危機に対して、
  • 多くの演劇関連団体が集まっての活動を続けてきました。
  • 議員や省庁との面談を続け、行政による支援策に対して話し合い・提言を重ねてまいりました。

活動期間中にはご支援、ご賛同、ご協力を賜り、どうもありがとうございました。

  • #演劇は生きる力
  • #演劇緊急支援
  • #WeNeedCulture
  • #文化芸術復興基金をつくろう

参加団体

演劇緊急支援プロジェクトには33団体が参加しています
  • ARCT 演劇緊急支援プロジェクト
  • 演劇支援プロジェクト SAVE THE THEATRE
  • (公社)教育演劇研究協会
  • (公財)現代人形劇センター
  • (公社)国際演劇協会日本センター
  • (特非)シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
  • 小劇場エイド基金
  • 全国小劇場ネットワーク
  • 全国演劇鑑賞団体連絡会議
  • 全国児童・青少年演劇協議会(全児演)
  • (一社)全国専門人形劇団協議会(全人協)
  • 全国舞台テレビ照明事業協同組合(全照協)
  • 日本演劇学会
  • (一社)日本演劇教育連盟
  • (公社)日本演劇協会
  • (一社)日本演出者協会
  • (一社)日本エンターテイメント連盟
  • (一社)日本芸能マネージメント事業者協会(マネ協)
  • (一社)日本劇作家協会
  • (一社)日本劇場技術者連盟
  • (公社)日本劇団協議会
  • 日本児童・青少年演劇劇団協同組合(児演協)
  • (公社)日本児童青少年演劇協会
  • (公社)日本照明家協会
  • 日本新劇製作者協会
  • 日本新劇俳優協会
  • (特非)日本青少年音楽芸能協会(青音協)
  • (協組)日本俳優連合
  • (公社)日本舞台音響家協会
  • (一社)日本舞台監督協会
  • (一社)日本舞台美術家協会
  • (特非)舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)
  • ARCT
  • 演劇支援プロジェクト SAVE THE THEATRE
  • (公社)教育演劇研究協会
  • (公財)現代人形劇センター
  • (公社)国際演劇協会日本センター
  • (特非)シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
  • 小劇場エイド基金
  • 全国小劇場ネットワーク
  • 全国演劇鑑賞団体連絡会議
  • 全国児童・青少年演劇協議会(全児演)
  • (一社)全国専門人形劇団協議会(全人協)
  • 全国舞台テレビ照明事業協同組合(全照協)
  • 日本演劇学会
  • (一社)日本演劇教育連盟
  • (公社)日本演劇協会
  • (一社)日本演出者協会
  • (一社)日本エンターテイメント連盟
  • (一社)日本芸能従事者協会
  • (一社)日本芸能マネージメント事業者協会(マネ協)
  • (一社)日本劇作家協会
  • (一社)日本劇場技術者連盟
  • (公社)日本劇団協議会
  • 日本児童・青少年演劇劇団協同組合(児演協)
  • (公社)日本児童青少年演劇協会
  • (公社)日本照明家協会
  • 日本新劇製作者協会
  • 日本新劇俳優協会
  • (特非)日本青少年音楽芸能協会(青音協)
  • (協組)日本俳優連合
  • (公社)日本舞台音響家協会
  • (一社)日本舞台監督協会
  • (一社)日本舞台美術家協会
  • (特非)舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)

PROJECT

演劇緊急支援プロジェクト
2020年5月22日に、演劇団体および演劇に関わるすべての人たちの緊急支援のための「要望書」を、当プロジェクトにお寄せいただいた25,684筆の個人署名、および360の団体賛同とともに関係省庁に提出しました。
その後も議員や省庁との面談を続け、行政による支援策に対して丁寧に話し合いを重ねています。文化活動の安定した継続のために、「文化芸術復興基金」への国庫からの資金投入も目指しています。

WeNeedCulture

WeNeedCulture-文化芸術復興基金をつくろう-
-文化芸術復興基金をつくろう-

演劇緊急支援プロジェクトは、ミニシアターの支援を求めるSAVE the CINEMA、ライブハウス/クラブの支援を求めるSaveOurSpaceとともに、#WeNeedCulture という三者共同アクションをおこなっています。

2020年5月から、公的な資金が投入された「文化芸術復興基金」の創設と、文化の拠点である「場」を支える人たちへの緊急支援を求めてきました。

LINK

演劇緊急支援プロジェクト
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